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㉔炭水化物はなぜ健康に悪いのか?

日本食は、世界的に見ても健康な食習慣の一つと言われており、『和食』が世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。では、和食のどんなところが健康に役立つと考えられているのでしょうか。

世界的に見ると、伝統的な食習慣のある国では、平均寿命も長い傾向があります。たとえばワインをたくさん飲むのに肝臓病が少ない、いわゆるフレンチ・パラドックスのフランスや、魚介類をたくさん食べる地中海料理のイタリアや、穀物を主体にしてはいるがその料理法で糖質の吸収を穏やかにするスペイン料理等々です。

わが国の伝統的な食事が賞賛されるのは、味噌や納豆、ぬか漬けなどの発酵食品や豆腐などの伝統的な加工食品のおかげであって、決して「白米」が健康にいいわけではありません。

江戸の昔から、白米を食べていたお殿様や周辺の武士、田舎からご奉公に出てきた丁稚さんたちが銀シャリと言われる白米を食べて脚気になり、心臓を患って次々に病死したことはよく知られています。当時はその原因が「白米」とは知るよしもなく、「江戸わずらい」と呼ばれていました。

また、日露戦争の頃、兵隊に志願すると白米が食べられるということで多くの若者が戦地へ送られましたが、戦死者の数よりも脚気で死んだ者の方が多かったのは史実です。当時、陸軍は森鴎外が軍医の責任者でしたが、彼は脚気の原因が白米だということを認めず、多くの若者を無駄死にさせてしまいます。一方、海軍の軍医の責任者であった高木兼寬が、これまでの常識を打破して、海軍では麦飯を常食にしました。それ以降、脚気による死者を一人も出さなかったという話はあまりにも有名です。この高木兼寬は薩摩藩出身というのも大きな誇りです。

このように江戸時代や明治時代の頃から、「白米が毒である」ことはわかっていることなのです。残念ながら、現代の日本ではそのことが完全に忘れ去られています。むしろ白米がもっとも日本食の基本であるかのような誤解さえ生んでいます。

白米ではなく玄米や雑穀米が必要です。白米にはカロリーと少しのたんぱく質と少量のミネラルが含まれるのみで、人間に必要なビタミン類はほぼ皆無です。角砂糖と栄養価的には違いがありません。

現代人に多い、糖尿病、自己免疫疾患、アレルギー疾患などの慢性病のほとんどは、糖質至上主義によるものと考えても決して過言ではありません。まず、食卓から「白米」を除去しましょう。そこからスタートしなければ、いずれ日本人は滅んでしまうかも知れません。

参考までに・・・ 「白米中毒」 白澤卓二/著 アスペクト出版 2013年初版

現代日本人は、糖質過剰の栄養素不足。カレーライス、ラーメン、牛丼、カツ丼などなど。外食産業のビジネスモデルに騙されるな!!

かなり過激な内容と思われていた発刊当時でしたが、今や時代の先端を走る順天堂大学医学部加齢生魚医学講座教授の著書が現代日本の病理を鋭くえぐります。ぜひご一読を。

~みみだより花だより No.230 2016年5月号より~

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