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H.30年11月2日(金)

とうとう11月。今年も残り2ヶ月となりました。11月と言えば霜月。旧暦で言えば12月半ばなので霜が降る月という意味ですね。「霜月」はこの霜が「降る」という言葉が省略された呼び方というのが一般的です。

【体を温める旬の根菜】の続きです。

『緑黄色野菜の王様』といわれるにんじんは、東洋医薬学ではな内臓を温めて冷えを取り去り、血液を補う冬の養生植物といえます。抗酸化作用の高いβーカロチンが豊富に含まれ、老化やさまざまな病気の元凶とされる活性酸素による害を防ぎます。βーカロチンが体内で変わるビタミンAは、眼や皮膚やのど、気管支などの粘膜組織に潤いを与えて健康に保ち、冬に流行りやすい風邪やインフルエンザの予防にも効果があります。

大根は食べ方によって効用が異なる食材です。「大根おろし」「なます」「サラダ」として生で食べると体を冷やす作用があり、乾きを潤して痰を取り除き、口内炎やのどが腫れて声が出ないときなどに良いとされています。一方、「おでん」「ふろふき大根」「煮物」として加熱してから食すと、冷やす作用は薄らいで体を温める一品に変わります。

こうした根菜類にこんにゃく、豚肉、薄揚げなどを加えた「豚汁」は、体を温める冬の滋養スープといえるでしょう。これに辛みのしょうがを加えればさらに効果的です。

根菜以外では、みかん、だいだい、ゆずなどのビタミンCの多い柑橘類が最盛期となります。かつてはこうした柑橘類が、緑黄色野菜の不足しがちな冬場の貴重なビタミンCの補給源でした。ビタミンCは抗酸化作用や免疫機能を高める作用があり、風邪やインフルエンザ、ガン、生活習慣病の予防に効果があります。柑橘類の皮は、入浴剤としてお風呂へ入れると毛細血管を広げて血行をよくし、体を内側からぽかぽかあと温めてくれます。干した皮は「脾・胃」の働きをよくして、消化不良・吐き気などを解消する「陳皮」という生薬のひとつで、七味唐辛子にも入っています。

冬は体を冷やす作用のある生野菜や果物、ビール、清涼飲料水などは控えるようにしましょう。また、十分な湿度によってのどや鼻の粘膜が潤っていれば、風邪やインフルエンザのウイルスを撃退する抵抗力も高まるので、室内が乾燥しすぎないような工夫をしましょう。

H.30年11月4日(月)

「抽斗(ひきだし)に どんぐり転る 机はこぶ」 田川 飛旅子

どんぐりは、地面に落ちているのを見るとついついひとつふたつと拾いたくなってしまいます。かと言って持って帰っても何かに使うものでもなく、机の抽斗などにしまったまま・・・。引っ越しでしょうか、机を運んでいたら、どんぐりが抽斗の中であっちコロコロ、こっちコロコロ。そんなどんぐりの転がる音が聞こえてきそうな句ですね。

どんぐり・・・漢字で書くと「団栗」。でもどんぐりという言葉にぴったりの字は団栗でもなく、ドングリでもなく、「どんぐり」と思うのはわたしだけでしょうか。どんぐりと言っても、どんぐりの木というのはありません。どんぐりとは、ブナ科のナラやカシワなどの木の実の総称です。

わが家の庭には様々などんぐりの木があります。リビングの前の庭にはコナラの木。固い殻に帽子をかぶった細長い実は愛嬌たっぷりです。その他、カシの木やシイの木もあります。それらの木は、秋から冬にかけて様々な形のどんぐりを実らせて、わたしたちの目を楽しませてくれてます。先日、どれだけのどんぐりの木があるのだろう?と数えてみましたら、6本もありました。どんぐりの木が庭にあるって珍しいと思います。

実は20年ほど前、庭に植える木の希望を聞かれた子どもたちが「どんぐりの木がいい♬」とリクエストをし、粋な庭師さんが応えてくれ、いろいろな形のどんぐりが実るように・・・と、種類の違うどんぐりの木が植えられました。秋も深まってきた現在、それらのどんぐりの木からいろいろな形のどんぐりの実がコロコロと落下しています。どんぐりの実が木のデッキの上に落ちて転がる音は、「もう秋も終わりだなぁ」と感じさせてくれます。そして転がっているどんぐりの実を1個1個拾うのも楽しいものです。

そんな楽しいどんぐりの実ですが、小さな子どもがいる家庭では要注意です。

アレルギー性鼻炎などの疾患を持っている子どもたちは鼻がもぞもぞしてくると、つい鼻に手をやります。そして、なぜか「鼻の中にものを入れる!」という暴挙に出ます。子どもによっては耳の中に入れる場合もあります。食べられないのに口に入れる子どももいます。(アレルギー性鼻炎には関係なく、食いしん坊なのかも知れません)

鼻や耳の中に入れたら、そのツルツルとした表面と円錐形の形から、熟練した耳鼻咽喉科医でも取るのはなかなか困難です。鼻の中だと鼻水が浸潤して、どんどん膨らんできますので、早急な処置が必要になります。また口の中に入れて、気道に引かかったら、それこそ大変!!麻酔ができる大病院に搬送して、気管切開をしなければならない場合もあります。

とっても可愛くて愛嬌たっぷりのどんぐりの実ですが、小さな子どもに遊ばせてあげる時はずっとそばについていて、数を確認しながら遊ばせてあげてくださいね。

H.30年11月17日(土)

11月も半ば。こちら鹿児島でも、いよいよ紅葉の便りが届くようになってきました。南国なので紅葉とは無関係と思っている人もいるそうですが、南国鹿児島と言えども寒い地域はありますし、雪も積もる地域もあります。また広葉樹も意外とたくさん植えられているため、それらの木々が紅葉してくれるので、紅葉狩りも楽しむことができます。ちなみにわたしのおすすめは霧島の紅葉狩りと温泉です♡

山の表情も四季折々で変わります。そんな山の表情を上手く表現した言葉がありますね。「山笑う」「山滴る(したたる)」「山装う(よそおう)」「山眠る」。

春、新しい芽が吹き、花がいっせいに開く山は「山笑う」。

夏、緑の色が濃くなり、つややかな青葉でおおわれる山は「山滴る」。

秋、紅や黄色、茶色など紅葉で彩られる山は「山装う」。

冬、木々の葉が落ち、枯れ木が静かにたたずむ山は「山眠る」。

日本人の美的センスが生んだ言葉に、『なぁるほど♬』と感心してしまいます。

植物分類上では、「もみじ」という植物はありません。「もみじ」の語源は「揉み出ず」からきていて、色が揉み出されるという意味なのだそうです。今では楓(かえで)に代表される紅葉ですが、むかしは黄色に色づくものも「もみじ」と言っていたのはその由来(揉み出ず)からなんだそうです。

昼と夜の寒暖差の大きい地方は特に紅葉が美しく、冬の雪を迎える場所では、山々に浮かび上がる紅や黄色、黄緑色など色の重なりが多く、その美しさは映像や写真で誰しも見たことがあると思います。その美しさも木枯らしが吹き始めるとあっという間に散ってしまいますが、その散った葉っぱの様々な色と地面の対比も美しいですよね。

朝夕の寒暖差が激しい今の時期。体調を崩して病院にご来院くださる患者さまも増えています。体温調節できる衣類をぜひ羽織るなりお持ちになるなりして、体調管理にお気をつけください。油断しがちなのが、お風呂上がり。髪の毛がいつまでも濡れていると襟足から背中に冷えを感じます。するとお風呂で温まった体があっという間に冷えてしまいます。洗い髪のままは夏場は色っぽいかも知れませんが、冬場は色っぽさを封印してさっさと乾かしましょう。色っぽさは他の部分でどうぞ♡

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