西洋医学・漢方/東洋医学・栄養療法でみなさまの健康に貢献
薩摩川内市の耳鼻科
せんだい耳鼻咽喉科
鹿児島県薩摩川内市高城町1945番地1
おれんじ鉄道上川内駅から20分
診療案内 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 8:30〜12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 3:00〜5:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
診療時間補足 | ※ 手術日のため外来休診 |
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休診日 | 日・祝日・木曜 |
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木曜 | 月に1回、専門業者にて清掃およびワックス がけを行っております |
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診療日の変更のお知らせ | R5年9月より休診日を変更しました 日曜・祝祭日・木曜日:休診 第4土曜日の休診を診療日に変更しました |
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全国的にはまた、猛暑が戻ってきたようです。
暑さに体がずいぶんと慣れて、汗のかきかたを体が覚えてくると、猛暑酷暑と言われる夏でも この時期になると熱中症も起こしにくくなってきています。これを暑熱順化と言います。
水分や塩分の取り方がわかってきて、体のほうも、さらさらした、いい汗をかくようになってきます。しかしそれにも限度があります。暑さへの対応は必然的に交感神経の緊張を強いることになります。ここでは、副交感神経を働かせて、からだの疲労を溜めないことが大事になります。
つまり必要にして十分な睡眠と栄養を摂ることです。普段しない方でも15分から30分以内を目安にお昼寝を推奨します。それ以上長い昼寝は逆効果です。夜の睡眠バランスを崩してしまうからです。栄養は、旬の夏野菜を中心に、体が高温でダメージを受けないようにしたいですね。キュウリやトマト、ゴーヤやオクラ、ナスなどをうまく調理して食べましょう。動物性たんぱく質を一緒に摂ることがとても大事です。また、清涼飲料水や冷たい食品の取り過ぎは逆に消化機能を押さえつけてしまうこともあります。ますます夏ばての誘因になってしまいますので注意しましょう。
夏休みが終わりに近づき、宿題に追われる子どもたちや親御さんたちの悲鳴が聞こえてきそうです。全国的に猛暑と豪雨が交代で襲来した夏でした。台風シーズンはまだまだこれからですので、油断おさおさ怠りなくと言ったところです。とは言いつつも、朝夕はだいぶ涼しい感じになって来ましたし、夕方になると一気に暗くなり、いわゆる秋のつるべ落としといった風情も見受けられます。
生活のリズムが変わると、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れやすくなります。
たとえば、喘息やアレルギー性鼻炎などの異常免疫疾患が悪化しやすいのもこの時期です。
「かぜと疲れと季節の変わり目」これは、喘息発作が起こるときのきっかけとなる要件です。
そろそろエアコンの掃除をやってみましょう。夏の間にカビがはえていないか?フィルターの目詰まりはないかなどチェックが必要です。
また涼しくなったからといって、いきなり毛布を引っ張り出す様なことのないように、秋へ向かって準備しておきたいですね。毛布や肌掛け布団は、天日干しして、掃除機かけて、いつでも使えるようにしておくとよいですね。
アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくの直接的な原因になるハウスダストのダニは、夏の間におよそ3回脱皮して成虫になり、卵を産みます。その間、おしっこやうんちもします。また脱皮した皮もアレルゲン(アレルギーを起原因原因物質)となります。布団に掃除機もかけましょう。布団よりもベッドというご家庭もあるかとお思いますが、いわゆる毎日のベッドメイキングは大切です。布団を敷いて寝るご家庭では、たたんでいきなり押し入れにいれると、夜の間にかいた汗でダニが繁殖しやすくなります。とりあえず、乾燥させておくことが大事です。
残念ながら、押し入れの中に換気扇がついている家は、まだ少ないでしょうから・・・。
各地で花火大会が開催され、コロナで自粛ムードだった数年間を考えると、日常が戻ってきたかなという気持ちにもなります。ただ、大会に参加された後に咽頭痛や咳を訴える方が、少なからずいらっしゃいます。
検査してみますと新型コロナウイルス抗原検査が陽性に出る人の割合がやや高いようです。以前にくらべて、高熱が出ることも無く倦怠感や全身痛が出るというわけでもありませんが、中には、咳が残ったり、臭いや味が分からなくなったり、後から倦怠感が出てきたりする患者さんもいらっしゃいます。
マスクの着用も以前のように多く見られなくなり、自然免疫が確立していっているようです。ご高齢の方ではなおその後の経過観察が必要ですが、罹ったとしてもさほど重症化を心配する必要はなさそうです。
手洗いやうがいなどの基本的な対策以外で、大事なのが、やはり食事と睡眠です。
免疫を落とさないような食事(なるべく和食中心)を心がけ、充分な睡眠を確保しましょう。
各地で花火大会が開催され、コロナで自粛ムードだった数年間を考えると、日常が戻ってきたかなという気持ちにもなります。ただ、大会に参加された後に咽頭痛や咳を訴える方が、少なからずいらっしゃいます。
検査してみますと新型コロナウイルス抗原検査が陽性に出る人の割合がやや高いようです。以前にくらべて、高熱が出ることも無く倦怠感や全身痛が出るというわけでもありませんが、中には、咳が残ったり、臭いや味が分からなくなったり、後から倦怠感が出てきたりする患者さんもいらっしゃいます。
マスクの着用も以前のように多く見られなくなり、自然免疫が確立していっているようです。ご高齢の方ではなおその後の経過観察が必要ですが、罹ったとしてもさほど重症化を心配する必要はなさそうです。
手洗いやうがいなどの基本的な対策以外で、大事なのが、やはり食事と睡眠です。
免疫を落とさないような食事(なるべく和食中心)を心がけ、充分な睡眠を確保しましょう。
耳の病気 夏編
急に耳が痛くなる病気は、おもに外耳道炎(外耳炎)と中耳炎です。
もちろん、最近よく見られる頸椎症性神経根症による神経痛としての耳痛もありますが、こちらは次回の話題にしましょう。
夏に多いのは、外耳炎です。プールや水遊びの後に、耳に水が入って、それを取ろうとして掻きすぎて起こることが多いですね。
問題なのは、消毒されていない川や池などで泳いだり遊んだりした後に起こった場合です。この場合には、「緑膿菌」というやっかいな菌によって起こることがあります。
この菌は通常の内服抗生剤が効きにくく、炎症が拡大して外耳道の皮膚が強い炎症を起こして、耳の穴がせまくなって聞き取りにくくなることもあります。さらには、蜂窩織炎という耳の穴の皮膚や皮下組織全体に広がるような重症な病気に移行することがあります。
症状は、とにかく触ると痛むというものです。以前、旅行者のかたで、温泉で感染したという患者さんもいらっしゃいました。水回りに良くいる細菌ですので、注意が必要です。
新型コロナウイルス感染症をはじめとして、急性呼吸器感染症が結構流行しているようです。しばらく前に比べて コロナウイルスの迅速検査の件数も増えています。
呼吸器感染の後に起こってくるのが、急性副鼻腔炎です。主な症状は前頭部痛や頬部痛、鼻づまりと膿性後鼻漏、及びそれに伴う嗅覚障害や咳などです。
ウイルス感染症後に細菌感染症が起こることが多いのですが、これらの細菌で重要な物が肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラキセラ菌、溶連菌です。
特に、慢性化してしまうときには、肺炎球菌の中でもムコーズス型(コアグラーゼ3型)が問題になることが数十年前から指摘されています。
近年では、抗生物質による菌の選択が起こってきており、抗生剤の効きにくい菌が増えてきた歴史があります。
感冒後の症状で重要な物の一つが嗅覚障害です。嗅覚障害は、感染ウイルスそのものによる嗅神経の障害と、後遺症として起こった鼻炎や副鼻腔炎によるものとに分類されます。
嗅神経そのものが傷害された場合には、治りが遅れることもあります。どちらが原因かを確認して、それなりの対処が迅速に行われることが大切です。
夏の食養生について。
基本ワードは『天然』です。東洋医学には元々「医食同源」という考え方と「身土不二」という考え方があります。食事が薬だということと自分の生まれ育ったところにできたものが体を作ると言うことです。つまり地産地消ですね。
現在では、都会にいようが田舎にいようが、大手チェーン店の同じような加工食品がいつでも手に入ります。工場で加工の手が入ったものには何かしらの食品添加物が入っています。さらに、夏ともなると冷たい飲み物や食べ物が増えますし、スムージーやその他の、噛まずに簡単に摂れる食品が増えてしまいます。
咀嚼が不十分になると唾液による初期消化が不十分になります。火事も初期消火が大事ですが、消化も初期消化がとても大事です。そもそも、胃では炭水化物が消化できません(胃の消化酵素はペプシンを中心とする蛋白分解酵素です)ので、あまり噛まないような炭水化物(いわゆる粉もの系)の大量摂取は、胃の消化に負担をかけてしまいます。唾液には、炭水化物を分解してくれるアミラーゼ、脂肪を分解してくれるリパーゼが含まれていますし、ガン細胞を押さえてくれるペルオキシダーゼや病原菌に対抗してくれるAMP(抗菌物質antimicrobial products)など様々な有用物質が含まれています。ですから液体系の食品をたくさん摂ると、唾液が薄められて、これらの有用な物質の恩恵にあずかれなくなってしまいます。まずは、一口30回良く噛む習慣を身につけたいですね。
猛暑が続いたかと思うと、一転、線状降水帯の発生です。2週間前に、霧島・姶良を中心としたエリアが、大水害に見舞われ、まだ復旧のさなかなのに、またもや台風と熱帯低気圧の入れ変わりで、豪雨になっています。
これだけ気圧が大きく変動するといわゆる『天気痛』と言われる気圧性頭痛やめまいを訴える患者さんが急増します。
漢方的には、風湿熱による頭痛です。湿熱に曝されて、体内の水の滞りや欠乏が生じてしまい、口渇を起こし尿量が減少しますが、逆に内耳には水分が貯留して体全体としては水のアンバランスが起こります。この変化が頭痛やめまいを起こします。特に気圧が下がりはじめに頭痛が起こりやすいのが特徴です。気圧が完全に下がりきってしまうと頭痛が軽くなる方が多いようです。
こういうときによく使われるのが五苓散という漢方薬です。代表的な利水剤で、体質的には冷えのない、口渇や局所の浮腫がある人によく効きます。
院長も学会で報告していますが、かなりの即効性もあり、また容量依存的に効果が強くなりますので、これから先の台風シーズンには手放せないという方も少なくありません。
~参考~
内薗明裕:頭頸部領域の疼痛症例に対する漢方方剤の外来即時内服の有用性についての検討.痛みと漢方32:130-136,2023.
8月も残り10日となりましたが、まだまだ猛暑は続くようです。
そろそろ夏の疲れが出てくる頃です。冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱っているところに暑熱のストレスがかかり、消化吸収力が低下します。
東洋医学的には、脾胃を守る食材が役に立ちます。
大根 キャベツ 山芋 白身魚 鶏のささみ おかゆ 煮物や蒸し料理です。
逆に避けるべき食材や食品は、脂っこいもの、辛い物、カフェインを含むもの、アルコールの大量摂取、冷たい食べ物やのみものなどです。
そして食べ方も大事です。
温かい食材を食べること、よく噛んで食べること、少量ずつこまめに食べる、大食い、早食いは、胃腸に大きな負担をかけます。
食材を選び、食べ方に注意して夏を乗り切って、秋を迎えましょう。
夏の帰省シーズンが一段落して、この間に全国的にいろいろな感染症の小規模な流行がみられるようです。夏の暑さで乱れた自律神経の影響で、免疫力が低下したのか、このところ新型コロナウイルス感染症の検査が増えてきました。今では5類感染症となっていますので、厳密には自宅待機の縛りはありません。従来の型に比較しますと現在のオミクロン型から派生したニンバス型は独力があまり強くないようです。針で刺すようなのどの痛みがやや特徴的です。75歳以上の高齢者では肺炎への移行など、一定の注意が必要です。
幼小児では、高熱や咳がひどく長引く子どもたちが一定数おられ、マイコプラズマだったり、百日咳だったり、はたまたインフルエンザだったり様々です。いわゆる夏風邪といわれるアデノウイルスやヘルパンギーナなども交ざってきますので注意が必要です。
咽頭痛でいえば、溶連菌感染症の方も混在していますので、診断を確定させる必要があります。
ウイルス性の場合には、抗生剤が無効ですので、漢方薬を主体とした治療が有用です。しかし、細菌性やマイコプラズマの場合には抗生剤や抗菌剤を適切にきちんと服用する必要が出てきます。
手洗い、うがいの前に十分な栄養と睡眠を摂って、自律神経のバランスを整えておきましょう
自律神経は、その名の通り、神経が自立して働くことを意味しています。つまり、ヒトの意思とは無関係に、自動で体のアクセルとブレーキを調整してくれるシステムです。
最近の車では、速度を設定すると、車間距離を守り、車線からはみ出すのを防ぎますし、危険を察知してよけたりするものも出てきてますね。さらに進化したものでは、ルート設定すると運転手なしで動くバスやタクシーも諸外国では実用化されたりしていますよね。
あれと同じで、運転手の意思にかかわらずに、自動で体のバランスをとってくれているのが自律神経です。これには交感神経システムと副交感システムがあります。前者は簡単にいえば、車のアクセルです。一方、後者は、ブレーキです。この絶妙なバランスが、上手な運転ということになります。
ストレスが続く状態では、アクセル踏みっぱなしになってしまい車が壊れてしまいます。大切なのは、オンとオフの切り替え、十分な睡眠と休息をとりつつ、ストレスを発散する方法を習慣として身に着けることが様々な病気を防いでくれます。
全国的な酷暑が続いております。
夏に特有な感染症も気をつけなければいけませんが、暑さによる免疫能の低下、栄養素の消耗などに基づくめまいや頭痛、耳鳴りなどの症状にも注意が必要です。
夏の暑さがピークになると、それとは知らずに交感神経の緊張度が高まり、発汗等による血液循環量の減少が様々な不調をもたらします。
台風や豪雨などの気圧の変化がそれに追い打ちを掛けます。耳の奥の内耳は聞こえ(蝸牛神経)と体のバランス(前庭神経及び三半規管)の両方を受け持つ機関ですが、ここに栄養を送る血管は大変細く(血管条と呼ばれます)、交感神経の緊張が続くと血流障害を起こして、難聴や耳鳴り、めまいを起こします。
また、交感神経の緊張で起こりやすい、歯ぎしりや食いしばりが直接のきっかけとなる事があります。歯ぎしりや食いしばりが日常的にある方や顎関節症を指摘された方では、特に注意が必要です。
次は自律神経について考えてみましょう
80回目の終戦の日です。
300万人を超えるたくさんの方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、慢性上咽頭炎のメカニズムについてはまだよくわかっておりません。最近の研究では、上咽頭の常在菌に対する過剰反応がいろいろな病態を引き起こしているだろうというところまでわかってきています。
上咽頭を擦過して、出血が認められると上咽頭炎があるという判断になり、原則として1週間に1回、10回程度、外来で上咽頭擦過療法を行います。またできる方は、ご自宅で鼻うがいを実践していただくことをお勧めします。
当院では、さらに血液検査を行って、鉄や亜鉛、ビタミンなどの状態をチェックして欠乏が明らかであれば、食事の指導に加えて補充療法を行います。
新型コロナウイルス感染症後遺症では、上咽頭にウイルスのかけらが免疫学的に残存していることが報告されていまして、擦過療法でそれが消失するということも確認されています。
大雨が上がり、また猛暑が戻ってきました。熱の出る感染症や咳の続く感染症もさることながら、熱中症の増加にはとても注意が必要です。
熱を見たときに、鑑別しなければなりません。炎天下での不要不急の行動は控えましょう
今年の日本耳鼻咽喉科学会の教育講演でも取り上げられておりましたが、じつは、上咽頭の慢性的な炎症が、様々な不定愁訴の原因になっていることは、1960年代から報告されていました。
最近になって、ようやく定義が決められつつあり、まずは一か月以上続く、局所や全身の主症状を起こしている病態で、その原因をほかに特定できない病態です。
症状群を大きく分けると3つになります。
① 局所的な症状:頑固な後鼻漏や咽喉頭異常感
② 自律神経のアンバランスによる症状:めまい、不眠、いらいらなど
③ 病巣感染としての遠隔臓器に起こる病状:IgA腎症、掌蹠膿疱症など
これらに対し、上咽頭擦過療法(EAT療法またはBスポット療法)が有効なことがあります。当院では、5年ほど前から実施中ですが、全国的にも治療機関が広がってきており、学会でも頻繁に取り上げられ、札幌医大を中心に研究班ができ、ようやく保険診療の対象になる(この療法そのものに保険点数がつく)かもしれないというところまで、きました。
様々な体の不調に有用だという報告が蓄積されてきています。
耳鼻咽喉科的には、頑固な後鼻漏や咽喉頭の違和感や咽頭痛、頑固なめまい等が対象となりますが、他にも、全身倦怠感、風邪を引きやすい、不眠などなどです。
また、最近注目を浴びているのが、新型コロナウイル感染症の後遺症として起こる全身倦怠感やブレインフォグなどの特効的な治療として海外でも認められつつあります。
COVID19 後遺症(long COVID)と言われる病態では、上咽頭組織に新型コロナウイルスのかけらと思われるたんぱく質が免疫学的に検出されております。
また、コロナウイルス感染症に限らず、感冒後の不調が持続している場合には上咽頭のくすぶり続ける炎症が原因であることがあります。一度ご相談下さい。
亜鉛は、鉄に次いで多いミネラルです。
これもまた、多彩な働きを持っています。鉄と違い、同じ二価の金属ですが、物理的に安定した元素で鉄のように活性酸素を作ったりしません。
亜鉛の主な働きは以下の4つでしょうか。
① たんぱく質合成能を維持する
② 重金属系の毒物を排除する
③ 味覚嗅覚を維持する
④ 活性酸素を除去する
ほかにも、たくさんありますが、中でも近年特に注目されるのが、②の働きです。
私たちは、いろいろな食材を食べるうちに、本来、毒性のある重金属も微量ですが、摂取してしまっています。例えば、水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、アルミニウムなどです。これらが蓄積しないように、亜鉛がその周りを取り囲んで(キレート効果といいます)、これらの毒物を排泄してくれるのです。ですから、亜鉛が低いと、これらが骨や脳に蓄積しやすくなり、認知症(特にアルツハイマー病)になりやすいことが報告されています。
新型コロナウイルス感染症の初期症状で、味覚異常というのが現れやすいのですが、このウイルスが、はじめに口腔内で増殖する際に、亜鉛を大量に消費するので、もともと亜鉛不足の人は味覚異常で発病する方がいたわけです。
亜鉛は、動物性食材にたくさん含まれています。豚肉や牛肉、貝類などです。鉄も同じでしたね。極端に少ない方では、補充が必要になることもあります。
鉄の働きは、とても多岐にわたります。鉄のことだけで、分厚い本が何冊も書かれています。それだけ鉄は奥深いものです。人類はもちろん、生命体にとって、必要不可欠のミネラルです。ざっと列挙しても以下のように多種多様の働きを持っています。
ヘモグロビンの構成成分
含鉄酵素の構成成分・活性中心
骨・皮膚・粘膜の代謝
コラーゲンの生合成
白血球・免疫に及ぼす影響
知能・情動に及ぼす影響
消化管に及ぼす影響
ミオグロビンの構成成分
このようなことから鉄分が不足しますと多くの不定愁訴が現れることも知られていますね。
例えば、動悸、めまい、肩こり、頭痛などです。
また、コラーゲン生成が低下するので、皮膚に異常が起こりやすくなります。
例えば、あざやシミができやすいとか、爪が変形するとか、抜け毛が増えるとか。
また、精神的にも影響しますので、注意力の低下とか、イライラとか、食欲低下や抑うつ感、不眠といった症状を起こすこともあります。
症状が女性に起こりやすい傾向がありますが、やはり、女性では生理的に鉄分が失われやすい傾向があるからだと考えられます。
一方で、血液中の鉄はほとんどがたんぱく質と結合した状態で存在しますが、たんぱく質と結合していないフリーの鉄は、活性酸素を作り出すことも知られています。
鉄の動態を詳しく知ることで治療につながります。
人の体内で重要な役割を担っているミネラルの中で最も重要なものが鉄と亜鉛といえます。それはほかのミネラルに比べ、とても量が多いことからもわかります。鉄は、およそ4g、亜鉛は2番目に多くて、およそ2gです。
まずは、鉄ですね。
約4億5千万年前、地球ができたのち、最初にあらわれた金属が鉄でした。もともと鉄は2価でしたが地球の環境が火山活動によってどんどん酸化されていくうちに植物中の鉄はほとんど酸化されて3価に変化しました。しかし、もともと水中で発生した生命体は、2価鉄を利用する代謝系を構築していたのです。
病原微生物を含め生命体は鉄を必要とします。鉄がなければ生命を維持できません。
ヒトの体も例外ではありませんね。体の中には人の細胞数(約60兆個)を大きく上回る微生物が生息しており、お互いに生き延びるために鉄を奪い合っているのです。
特に病原微生物は大量に鉄を欲しがります。それほど大事な鉄ですから、ケガや整理による出血、大量の発汗などを除くと、鉄はほぼ閉鎖回路の中で動いています。
つまり鉄を上手に循環して使いまわしているのです。
ですから鉄分が少ないのはどういう人かといえば、定期的に鉄が失われる人たちですね。成長期の子供、生理のある女性、痔で出血を繰り返す人、反復性の鼻出血患者、激しい運動をする人などです。またほとんど赤いお肉を食べないベジタリアンなどもその可能性があります。
ビタミンCの効用は、とても多彩です。中でも大事な働きは、
① 抗酸化作用 ② コラーゲン生成作用 ③ 免疫力向上 ④ 鉄の吸収促進
の四つでしょうか。
① 抗酸化作用
人間の体に障害を及ぼす諸悪の根源のひとつは、活性酸素です。主な活性酸素種は4つですが、ビタミンCはこの中でも最も強力なヒドロキシラジカルを無害化します。
② コラーゲン生成
血管、骨や筋肉、皮膚などすべてコラーゲンが基本骨格です。コラーゲンの原料は、たんぱく質、鉄、ビタミンCです。ビタミンCが足りなければ、血管も筋肉も骨も皮膚ももろくなるのです。成長期には大量に必要ですし、高齢者では脳出血や鼻出血、皮下出血の原因になりえます。
③ 免疫力向上
白血球の働きを助け、免疫力を高めます。
④ 鉄分の吸収促進
鉄は、遷移金属でかなり不安定なミネラルです。地球上の鉄分は、動物の体内にあるもの以外は、ほぼすべて3価(Fe3+)です。このままでは、人は吸収しにくいので、2価(Fe2+)に還元する必要があります。ビタミンCの還元力が有効なのです。
このようにたくさんの働きを持つビタミンCですが、先にも書きましたように、人間とサルとモルモットは、このビタミンを体内で作ることができません。
1日に必要な量は、厚労省のデータでは、100mgです。しかしこれは、壊血病を引き起こさないために最低限必要な量です。 成長期のこどもたち、妊婦さんや出産後の女性、風邪をひきやすい方、がん予防を期待する方、高齢者などでは、かなり大量の摂取が必要です(できれば2000mgから4000mg)。ビタミンCは、もともと水溶性ですから、余分は、尿に排出されますので、蓄積性を心配する必要はありません。
次回は、重要ないくつかのミネラルについて考えてみましょう。
夏に失われやすい2番目のビタミンは、ビタミンCです。
ビタミン(補酵素)は、外界から取り入れなければ生きていけない栄養素ですが、先述のB1同様、ビタミンCも体内で合成できないので、必ず外から取り込まなければなりません。
ビタミンCは、一般名をアスコルビン酸といいます。英語でascorbic acid です。
‘a’と言う接頭語は、「何々が無い」あるいは「何々に対抗する」と言う意味ですね。
つまり‘scorbutic’(壊血病)に対抗する酸(acid)と言う意味です。
16-18世紀の大航海時代、航海中に壊血病で、鼻血はもちろん目や、口腔内など体中の粘膜から出血して亡くなる乗組員が続出していました。
我が国の乗組員が脚気で大量死したのとよく似ていますね。当然原因不明の奇病と考えられていました。
1600年代英国の東インド会社の医務長官だったジョン・ウッドワールが、はっきりした裏付けはありませんでしたが、民間療法的に、壊血病の予防にライムやレモン、オレンジなどの柑橘系を推奨しました。それ以後、英国海軍ではラム酒と一緒にライムを積み込んで、壊血病予防に効果を上げました。
その後、1920年にジャック・ドラモンドがオレンジ果汁から抗壊血病因子を抽出して、ビタミンCと名付けました。
1928年にはハンガリーのアルベルト・セントジョルジュが、牛の副腎から単離した物質が後にビタミンCと同一だったとわかり、1933年ビタミンCの構造を決定したノーマン・ハワースの二人が後にノーベル生理学医学賞、化学賞を受賞しています。セント・ジョルジュは、ビタミンCの父と呼ばれています。
霊長類(人とサル)とモルモットは、ビタミンCを体内で作ることができません。従って、経口的に摂取しなければなりません。不足すると、壊血病、貧血、免疫低下、疲労感、倦怠感、歯茎からの出血、骨の形成不全、感染症にかかりやすいなどの症状が現れてきます。
時代はもっとさかのぼります。
江戸時代、「江戸わずらい」という病気が蔓延していました。江戸の市民が、白米のおいしさに目覚め、麦や玄米を食べる習慣をなくしたころからこの病は広がったようです。
もちろん「脚気」のことですが、当時はビタミンの知識などありませんから、足がむくんで、心臓が弱るその病気は奇病と考えられていたようです。
この病気で若くして亡くなったとされる人に、13代将軍家茂がいます。映画やテレビドラマで、よく出てくる大奥の作品で有名です。家茂はスイーツが大好きで、もちろんの将軍様ですから麦飯などは召し上がりません。お魚も嫌いで動物性のものはあまり召し上がらなったようですね。21歳の夭逝でした。
田舎から奉公で江戸に出された農家の次男三男たちや女児たちが、この奇病にかかって、奉公先から田舎へ戻されるということがままあったようです。田舎へ帰ると稗や粟など雑穀を食べますので、またすぐに元気になります。また奉公へ出されます。なんといっても江戸では、おいしい「白いおまんま」が食べられるのです。そしてまた脚気になります。
ビタミンB1の効能がわかっていたはずの1975年に日本のあちこちで、足のむくみを伴う心臓病の報告が相次ぎました。奇病と言われたものの、実はこれも脚気だったのです。 原因は、白米主食、インスタント食品や加工食品の増加、菓子類や清涼飲料水などによる投資の過剰摂取、激しい運動、低タンパク質食などがあげられました。
ビタミンB1は、現在はチアミンと呼ばれ、糖質をエネルギーに変える際に大量に消費されます。これが消費されすぎると、脳内で炎症起こす物質が増え、また末梢神経も伝達速度が落ちるようです。局単位慢性的に不足しますと全身のむくみ、心不全、しびれや麻痺などが起こります。これが脚気です。
チアミンは、コーヒーや緑茶などを大量に飲む人でも分解されて欠乏しやすくなります。
これらの飲料に含まれるチアミナーゼ(チアミン分解酵素)のせいです。人はおいしいもの(甘いものや植物性油や乳製品、いわゆる粉もの(小麦粉製品)など)を食べたがる、これはいつの時代も変わることのない習性です。
栄養の大事さは、いまさら言うまでもないことですが、歴史上、考え方がこれほど大きく変遷している領域もないかもしれません。例えば、ビタミンB1です。そもそもビタミンという用語は、vital amine (活性化アミン)からの造語で、そもそもアミンではないので、最後の’e’を取り除いて短くまとめて1911年にポーランドのフンク博士がVitaminと命名されたものです。
動物の体内で起こる化学反応は、37度程度で火を燃やさなければ(エネルギーを作り出す)ならないという命題があります。そのために酵素という触媒が必要ですが、この酵素がきちんと働くために手伝ってくれる補酵素が必要なのです。この補酵素をビタミンと呼ぶことにしました。特に夏に失われやすいビタミンの筆頭がB1とCです。
最初に発見されたビタミンは、B1です。発見者は、言わずと知れた鈴木梅太郎博士で、フンク博士より一年早い1910年のことでした。鈴木博士は、当時日本で多かった「脚気」を予防する成分としてこの物質を「米ぬか」から発見し、「オリザニン」と命名しました。
話はもう少しさかのぼります。
日露戦争(1904.2-1905.9)の最中、森鴎外が軍医を務める陸軍と薩摩藩(現在の宮崎市高岡町)出身の高木兼寛が軍医だった海軍での脚気死亡者の相違です。当時、軍隊では、陸軍海軍ともに戦死者よりも脚気による兵士の死亡者が甚大でした。
高木は、ヨーロッパに留学中、脚気がいないことから、この原因が食事にあると考えて、白米を食べさせないで、麦飯や動物性たんぱく質を主食とする実験航海をおこない、航海中に一人の脚気も出さずに実証しました。以後、海軍では白米をやめ、雑穀を中心にして脚気を撲滅しました。海軍カレーの生みの親でもあるとされます。
一方、森鴎外は、脚気は伝染病だという主張を曲げず、日露戦争で、膨大な死者を積み上げてしまいました。記録上は、陸軍における脚気死亡者は、約2万8千人(発病25万人)とされており、これは、戦死者総数約4万7千人の半分以上に及びます。海軍では脚気死亡者ゼロでした。
ビタミンB1が鈴木博士によって発見されたときには、二人の軍医はすでに故人でした。
広島の80年目の原爆記念日です。
全国的には熱中症が急増中です。昨日は、40度を超えた地区がなんと14か所もありました。慰霊祭に参加された方々の多くはご高齢で、私としては、ほんとに熱中症が心配になりました。
また、昨日からいよいよ夏の甲子園が始まりました。球児たちの熱中症対策も色々工夫されているようですね。開会式が午後4時からで、開幕試合はその後に行われました。今日からは、午前午後の二部制にして、従来の延長戦のタイブレーク方式や給水タイムの設定、時間が過ぎたら継続試合として、その次の時間枠に持ち越して途中からやる・・・等です。 DH制もいずれ設けるらしいですね。
熱中症の予防は、①体を作ること、②水分を充分に補充すること、③ミネラルを必要充分補充することの3つです。
この3つを達成するには、朝ご飯をきちんと食べることです。
体の中で水分を蓄えてタンクの役割を担うのは、筋肉です。高校球児が比較的平気なのは、日頃のトレーニングと食事によって筋肉量を保っているからです。
筋肉が落ちないようにしなければなりませんが、単純にタンパク質を摂れば良いというものではありません。肉や魚や卵、大豆製品を食べることで、中に含まれているたんぱく質はもちろん、鉄や亜鉛、カルシウム、マグネシウム、銅などのミネラル、ビタミンB群(B1.2.6.12など)、ビタミン ADEK等の脂溶性(油に溶けるビタミン群)などが同時に摂れるわけです。さらに野菜や海苔などで、ビタミンCも摂る必要があります。
また、炭水化物も同時に摂らなければ、カリロー不足を起こすので、自分の筋肉を溶かしてエネルギーを発生させようとしてしまいます。この現象を「糖新生」と言います。
このように炭水化物には、たんぱく質を守る効果(protein sparing effect )があります。最近、痩せた方で、食べても太れない症例を多く見るようになりました。安易に糖質制限をしたり、食事をしっかり摂らないでプロテイン製剤のみに頼ると言うのは避けたいものですね。
全国的に猛暑が続いていますね。夏特有の感染症や、熱中症、水の事故など増えてきています。子どもたちの間でこの時期に増えるのが、アデノウイルスやコクサキーウイルスによる感染症です。類似の3種類として重要なのが、咽頭結膜熱(アデノウイルス)、ヘルパンギーナ(コクサッキーウイルスA群2/4/6/8/10型、B群、エコーウイルス)、手足口病(コクサッキーウイルス16型、エンテロウイルス71型)です。
前2つは40℃ぐらいまで発熱することがあり、4-5日持続することもあります。手足口病では熱は38℃台が多いですね。
アデノウイルスは、別名プール熱(プールを介して感染するという点から)とも言われ、特徴は目の結膜や口腔内粘膜が赤くなる点です。
ヘルパンギーナは、口腔内に周りが赤い直径2-4mmの小水疱や浅い潰瘍を認め、よだれがだらだら出る現象(流涎)がよく見られます。
手足口病は、頬粘膜、舌の先端、手のひらや足の裏に米粒大の小水疱を認めます。
いずれもウイルス性の病気ですので、特効薬はありません。対症療法が基本です。
鑑別しないといけないのは、抗生剤が有効な溶連菌感染症もありますが、頚部リンパ節が腫れる川崎病、全身の発疹性病気では、ウイルス性の突発性発疹や風疹などです。
さらに高熱を伴うので、熱中症や新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなども視野に入れないといけないですね。
重症かどうかは、元気や食欲があるかどうかです。熱が高くても元気があればあまり問題ありません。ご心配なら受診を。
東洋医学的には、「医食同源」という言葉があります。
現代のような石油化学製品で合成された薬物がなかった時代には、自然界にあるものを薬としていました。植物か動物の一部や鉱物の一部などです。また、人間が本来持ち合わせている自然治癒能力を引き出す療法として、鍼灸や体操などがあります。
中でも食事を正すことで病態を改善しようという考えが「医食同源」と言う概念です。
英語にも“You are what you eat.”「あなたは食べたもので出来ている」という言葉があります。
体質は、虚弱なのか体力があるのか、冷え性なのか暑がりなのかなど、それぞれ違いがありますが、同じような物を食べてもその体質の違いよって、起こる病気が違ってきます。
ですから、一概に、これは食べてはいけませんとか、これを食べなさいとか言うことは出来ません。西洋医学的にはいろいろ検査して、病気を探ります。器質的な病気があれば例えば外科手術などが有効です。その検査結果を基に、起こりやすい病気を見極め、食事を改善して病気になりにくいようにしたり、根本的に病気を治していくのが、栄養療法の目的です。
院長の漢方歴は、30年以上ですが、栄養療法は2014年から取り組んでようやく10年を超えました。いろいろな症例を診てきて痛感するのは、「食」を見直したり、「食習慣」を変えることの難しさですね。
新型コロナウイルス感染症が、暑くなって、またあちこちで小規模の流行があるようです。
夏休みということで、移動も多く流行に影響しているかもしれません。
このウイルスのやっかいな点は、鎮静化してからも上咽頭(鼻の一番奥の壁)に、ウイルスのかけらが残存して、様々な体調不良を引き起こすことがあるということです。
コロナウイルスだけではなく他のいくつかのウイルスにも、その傾向があるようです。
もともと上咽頭はリンパ組織の集合体です。
生まれる前に、お母さんの子宮の中でリンパ球を教育する機関として発生します。
ほかに、虫垂の近傍にあるパイエル板という同じような組織と共に出産後の免疫を確立するために働き始めます。また、20歳ぐらいで退縮してしまう胸腺もその仲間です。
産まれたあと しばらくは、おかあさんからもらった初乳などに含まれる抗体で、感染を阻止していますが、半年を過ぎるころから、次々に襲いかかっている吸入(鼻から入る)病原体や異物を上咽頭が、口から入る病原体や異物をパイエル板が教育したリンパ球を配備して、2度目3度目の攻撃に対抗できるようにしてくれます。ところが、慢性持続感染が起こると上咽頭の反応も強くなりすぎて、あちこちの臓器に炎症性変化を起こすようになります。
これが慢性上咽頭炎という病態を起こすわけです。
コロナ後の違和感が持続している方では上咽頭治療(Bスポット治療)が有効な方がいらっしゃいます。
8月になりました。全国的に猛暑が続いております。
暑さがひどくなると東洋医学的には「暑邪」と言われる「外邪」に侵されます。西洋医学的な考えから言えば、高気圧による影響で、白血球の仲間のうち好中球が優位になり、リンパ球が相対的に減ります。好中球は、元々は細菌を倒すために頑張ってくれています。ですから化膿性の病気の時には活躍しているわけですね。ところが、あまりにも高気圧の張り出しが強いと細菌感染がないにも関わらず、その暑邪ストレスに対しても好中球が反応して無菌性化膿性炎症を起こしてしまいます。
よくあるのは、今日は天気が良いなあ。ゴルフ日和だと言って、そそくさ準備をしていると急に右下腹が痛み出して急性虫垂炎だったなんて言う話が起こります。
耳鼻咽喉科の領域では、急性化膿性扁桃炎や扁桃周囲膿瘍と言ったリンパ組織に化膿性炎症を起こしてしまうことがよくあります。
好中球とリンパ球の比率が1:1でいると自律神経のバランスが落ち着き心安らかに過ごせます。ストレスが多いと、この比率が3:1とか4:1になってきます。
そうなると一触即発です。
本日で7月も終わりでした。日本全国各地で40度を超える猛暑が観測されています。
太平洋高気圧とチベット高気圧が、それぞれ南東からと北西から張り出し、その二つが重なる地点で、湿っていないフェーン現象(ドライフェーンというそうです)が山を越えてきて、盆地地帯にかつてなかった高気温と乾燥をもたらしたということです。大都会に起こるヒートアイランドではない形での異常高温が起こっています。
このようなときには、どうしても乾燥した空気を吸い込むために、本来湿っていなければならない咽頭粘膜、特に鼻の一番奥の上咽頭と呼ばれるところが想定以上に乾燥して、炎症がおこってしまいます。これが慢性化すると慢性上咽頭炎になります。
原因菌の3番目は、モラキセラ菌です。この菌の問題点は、β-ラクタマーゼという酵素を出す点です。β-ラクタマーゼは、ペニシリンやセフェム系の抗生剤を無力化する酵素です。ですから、先述の肺炎球菌やインフルエンザ菌と一緒にこの菌が検出されますと共同戦線を張って抗生剤の効果を弱めてしまうことがあります。治りが悪い場合にはこの菌の影響があるかもしれません。
4番目の重要な原因菌は、溶連菌(溶血性連鎖球菌)です。この菌は咽頭炎や扁桃炎を起こすことで有名ですが、抗生物質が開発される以前には、猩紅熱といって命に関わる重症な病気を起こす菌として知られていました。現在では、菌が検出されれば、抗生剤をきちんと決められた日数飲むことで治ります。但し、心臓や腎臓、関節に後遺症を残すことがありますので、その後のフォローも大事です。
溶連菌が中耳炎を起こした場合には、なかなかやっかいです。他の菌に比べても耳痛が強く、難聴の後遺症が長引くことが多いです。菌の確実な同定と適切な抗生剤や抗菌薬の選択が必須です。
また、時々ニュースで取り上げられますが、とても重篤な溶連菌感染症があります。これは通常だと口腔や咽頭から感染するはずの溶連菌が、いきなり手足や他の皮膚から侵入して感染した場合に起こることがあるいわゆる「人食いバクテリア」感染です。発症してから48時間で、手足を切断しなければなるほどあっという間に重症化する大変怖い病気です。
3大起炎菌の2番目は、インフルエンザ菌です。インフルエンザと言えば、冬に流行する感冒のウイルスが有名ですが、この菌は流行性感冒とは無関係です。その昔、電子顕微鏡がまだ無かった頃、流行性感冒の患者の鼻汁を光学顕微鏡で検査していた研究者がこの菌を間違えて、インフルエンザの原因だと認定してしまい、インフルエンザ菌と命名したというなかなか因果な菌ですね。
この菌は、約70種類ぐらい知られています。細胞膜の形状から、aからfまで分類される群とそれ以外の群がありまして、総計で70種類ぐらいあります。中でも、名前のついているうちでb型菌(Haemophilus influenzae type b 通称Hib 菌)と呼ばれる菌が、重篤な髄膜炎や喉頭蓋炎などを起こすため、これだけがワクチンがあります(ヒブワクチンとよばれています)。 このワクチンの普及で、重症喉頭蓋炎や髄膜炎で亡くなる方が激減した経緯があります。
Hib以外のインフルエンザ菌では、急性中耳炎がよく起こります。
最近、抗生剤の効きにくいインフルエンザ菌が増加傾向です。よく使われるセフェム系の抗生剤や一部のキノロン系抗菌剤が効きにくくなっているいわゆる耐性菌が増加しており、注意が必要です。
こどもの急性感染症の8-9割は、ウイルス感染症です。
呼吸器感染症のウイルスでは、最近よく耳にするヒト・メタニューモウイルスやRSウイルス、もちろんこの数年猛威を振るった新型コロナウイルス(SARS-CoV2)など様々です。
一方このようなウイルス感染症に続いて起こることが多い細菌感染症の主な菌は、
肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラキセラ菌です。先行するウイルス感染が無くていきなり感染するものの代表的な菌は溶連菌(溶血性連鎖球菌)です。これら4つを子ども上気道感染症の4大起炎菌と言います。
中でも毒力が最も強いのが肺炎球菌です。肺炎球菌は同じ仲間がおよそ90種類ぐらい知られており、なかでも毒力が強くて肺炎や子どもの中耳炎を起こしやすい13種類に対するワクチンがPCV13といって、現在子どもたちが公費負担で接種している菌群です。
65才以上でも公費一部負担で接種を推奨していますが、こちらは、おもに23種類に対応するワクチン(ニューモバックスNP®)です。
子どもたちの急性中耳炎は、2才になると激減しますが、3才以上の年長児が初めて急性中耳炎を起こした場合には、肺炎球菌の中でもムコイド型という難治性の肺炎球菌が原因のことがあります。
それぞれ特徴があり、また有効な抗生剤も少しずつ違います。1才未満児の急性中耳炎は、初期治療に失敗しますと、繰り返す事があります。半年に4回以上の急性中耳炎を起こすようならいわゆる反復性中耳炎と言うことになります。ワクチン(肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン)の普及のおかげで重症の急性中耳炎は減少して、鼓膜切開を行うようなケースはずいぶん少なくなりました。それでも今年は、急性中耳炎が多いようですね。
原因菌をきちんと調べて、適切な抗菌剤、抗生剤を用いて後遺症を残さないようにしたいですね。
夏の暑さが厳しいときには、冬と同じように急性中耳炎も起こりやすいのですね。
このところ、低年齢児の急性中耳炎をよく見かけるようになりました。子供が耳を痛がるとき、夏に多いのは外耳炎・外耳道炎です。水遊びの機会が増えて、耳の掃除をしがちだからです。耳かきや耳の掃除をしなければ通常は起こりにくい病気です。原因となる細菌は主にブドウ球菌です。
一方、冬に多いのが急性中耳炎です。風邪を引いて、経過中に細菌感染性鼻炎や副鼻腔炎になり、それらの病気を起こす細菌が鼻の奥の耳管経由で感染を起こしてしまいます。
あまりにも夏が暑いとエアコンや扇風機などの冷房器具によって条件が冬のようになってしまい、風邪引きやすくなりますので風邪から中耳炎というパターンですね。
急性中耳炎を起こす細菌は、主に3つです。1番目は肺炎球菌です。2番目はインフルエンザ菌(といっても風邪のインフルエンザウイルスではありません)3番目は、モラキセラ菌です。
それぞれ特徴があり、また有効な抗生剤も少しずつ違います。1才未満児の急性中耳炎は、初期治療に失敗しますと、繰り返す事があります。半年に4回以上の急性中耳炎を起こすようならいわゆる反復性中耳炎と言うことになります。ワクチン(肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン)の普及のおかげで重症の急性中耳炎は減少して、鼓膜切開を行うようなケースはずいぶん少なくなりました。それでも今年は、急性中耳炎が多いようですね。
原因菌をきちんと調べて、適切な抗菌剤、抗生剤を用いて後遺症を残さないようにしたいですね。
こどもたちにとって楽しい夏休みが始まりましたね。
しかし、このところの猛暑はとてもすさまじく、日中に外に出るのがはばかられるほどです。ニュースでは、毎日のように熱中症により搬送される方が報道されています。
熱中症対策は、予防と治療と分けて考える必要があります。
体温が上がりすぎて調節できなくなったのが熱中症です。汗をかいて、その汗が気化、放熱される状態にしておくことが肝要です。つまり風通しの良いところで、あまり高温状態が持続しない作業にすることです。たくさん汗をかきすぎると、ナトリウムやカリウムが汗に出て行きますので、水分と同時にミネラルの補充が大切です。
気をつけたいのは、糖質の多いタイプのスポーツドリンクは、血糖が急激に上昇してしまう可能性があると言うことですね。ですから、その名のとおりにスポーツをするときには問題は少ないですが、激しく筋肉を動かさないときには向いていません。
通常一定以上血糖が上がるとインシュリンというホルモンが分泌されます。インシュリンは分泌されると、血糖を下げる効果がありますが、本来は、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り込むのが仕事です。このときに同時に血液中のカリウムも細胞内へ取り込まれてしまいます。低カリウムが増大して痙攣が起こりやすくなることもあります。
急激な血糖上昇が繰り返されますとインシュリンがむだづかいされてついには分泌機能が落ちていきます。インシュリン分泌量には上限がありますので、膵臓のベータ細胞が疲弊してしまうと血糖を下げられない状態になってしまいます。この状態が糖尿病です。
子供たちの間で疑似糖尿病と言われるペットボトル症候群が増えてきています。
通常の水分補充は麦茶が一番です。麦茶には本来、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リンなどのミネラルが豊富ですし、カフェインが入っていませんので、余計な血圧の上昇起こしません。また、ポリフェノールが含まれており、紫外線で発生した活性酸素を減らす効果があります。 ちなみに運動をしているときには筋肉がブドウ糖を消費してくれます。筋肉はブドウ糖を利用するのにインシュリンを必要としないので、インシュリンの無駄遣いは起こりません。
急激な血糖上昇は、血液が酸性に傾くアシドーシスという現象を引き起こし、痙攣を起こしやすくします。つまり、熱中症を起こしやすくする可能性があるのです。
朝ご飯をきちんと食べること(おこめのご飯とわかめの味噌汁が基本です。塩分やそのほかのミネラル補充もできます)が熱中症の予防に役立ちます。ここでも血糖が急激に変化しやすい食品だけ(例えばくだものだけとか)摂っていると危険性が増しますのでご注意下さい。
熱中症の初期症状で、耳づまり感が起こることがあります。こまめに水分や塩分補給をしていてもこのような症状が出たら、すぐに屋内や風邪とおしの良い日陰に移動して、冷たいタオルで首の周りや頭を冷やして下さい。水分は糖分のないもので冷たくないものを少しずつ摂って下さい。激しい発汗、吐き気や気分不良が出る場合には、迷わず救急車を要請しましょう。
耳鳴りの起こるメカニズムについては、大きく分けると二つです。一つ目は、加齢性難聴やそのほかの原因で起こった神経性難聴にともなうものです。もう一つは、それ以外です。
それ以外のものが、危険な耳鳴りである場合があります。
例えば、脈を打つような拍動性の耳鳴りだと脳動脈瘤や脳動静脈奇形などを考慮する必要があります。血圧が普段高い人ではなおさら注意が必要です。
一方で、加齢やそれ以外の難聴に伴う高調音持続性(ジーとかキーンのような)耳鳴りでは危険性は低くなります。これらは慢性化しやすく、治りにくいタイプです。
このタイプに関しては、慶応大学医学部耳鼻咽喉科のグループが補聴器をうまく利用した治療法を提案しており、「耳鳴りの9割は治る」(新田誠一・小川郁 著マキノ出版)という本も出しておられます。
当院でも同じような方法を実施しておりますが、それ以外では、その人の証に沿って漢方薬を用いて対応しております。
社団法人「食の未来~鹿児島~」関連企画のご紹介
アレルギーの話の時にもご紹介しましたが、アメリカのトランプ政権の保健長官ロバート・ケネディ・ジュニアが、合成着色料や甘味料などを、いずれ撤廃する取り組みを始めました。つい先日には、コカ・コーラ本社へ、合成甘味料を使わずに、本物のキビ糖を使うように申し入れをしましたね。
さて、表記の社団法人は一昨年立ち上げたものですが、院長も理事の端くれを拝命しておいちき串木野市のいちき串木野市の無農薬農法の田んぼで田植えのイベントを行いました。
さて、直近ですが、7/24(木)にメンバーのスーパーハルタ(鹿児島市)で以下のような企画を行います。是非ふるってご参加下さいませ。
【7/24(木)開催】自然の味 勉強会のお知らせ
今回のテーマは「だし」。化学調味料、酵母エキス、たんぱく加水分解物・・・など
今の“だし”は、本当に自然の味でしょうか?
市販のだしの多くは、塩や砂糖、調味料(アミノ酸等)などの“添加物のかたまり”。
それらは「うま味」だけでなく、健康へのリスクも…
・発達障害、アレルギー、糖尿病
・高血圧、味覚障害、神経障害 など
14人に1人が発達障害と言われる今の日本。
その一因は“ミネラル不足”とも。
本物の「天然だし」は、身体に必要なミネラルをしっかり含んでいます。
今回は「こだわりの味協同組合」理事長・冨永昌良さんをお迎えして、
安心・安全な食の知識を深める2時間です。
日程:7/24(木) 9:45〜11:45
会場:国際交流センター(加治屋まちの杜公園)
定員:50名(お子様連れ歓迎)
申込:スーパーハルタ(099-226-6180)
またはDMにて「参加希望・お名前・電話番号」をお送りください。
家族の健康を守りたい方、本物の「だし」に興味がある方、大歓迎!
https://www.instagram.com/p/DL57D86SALn/?igsh=M2lwOGxxZnN0cXVi
さて、次は耳鳴りです。
耳鳴りの起こるメカニズムもいくつも説明されていますが、今のところ西洋医学的にも伝統医学的にも充分な解明がされたとは言えないのが本当のところでしょうか?
歴史上の多くの漢方大家もその著書のなかで、耳鳴を直すことは難しいと書いておられるぐらいです。
彼のベートーベンも難聴と耳鳴りに悩まされていたと言われますし、耳鳴りで苦しみ、行動療法で治した劇作家(倉田百三)もいました。また、「私、象を見ると耳鳴りがするの」という一説で始まる恩田陸の短編小説もあります。
今や、テレビで耳鳴りに効く薬やサプリのコマーシャルが流れない日はありませんし、健康雑誌には毎号のように取り上げられる状況です。
それほど悩んでおられる方が多いということなのでしょう。
かくいう私も左の耳鳴が数年前からあります。あまりの忙しさに、倒れそうになっていた頃、ある日突然発症して、以来持続しています。
ジーという連続音で、周りが静かになると気になりますが、忙しかったり,睡眠不足が重なると悪化します。精神的なストレスでも悪化するようです。
立場上、耳鳴の起こり方や症状によるつらさが身をもって分かるので、一概に悪くはないと思っていますし、命に関わる物でもないことも分かっています。です。から薬物による治療は行っていません。いずれにしても自家診療は保険診療では認められませんので、自分に薬を処方できないのですが・・・。
しかしながら患者さんの立場になってみるとやはり不安を感じられるでしょうし、その不安は取り除いて差し上げたいと思います。次回は具体的な治療について独りごちたいと思います。
これらの病気も増加の一途です。
まずは「めまい」について考えてみましょう。ひとくちに、めまいと言いましても、その原因はたくさんあります。まず大きく二つに分けると、グルグル回転するように感じるめまいとフラフラや立ちくらみのようなめまい感です。実際には体が回っているわけではありませんが、前者を回転性めまい、後者を非回転性めまいといいます。
一般的には、回転性めまいは主に内耳機能(耳の奥の三半規管や前庭器官の異常で起こります。末梢性めまいとも呼ばれており、生命の危険性を伴わないことが大事なポイントです。
また、一方のふらつきや立ちくらみなどのようなめまいは大脳や小脳、延髄。脊髄などの中枢神経が原因のことがあります。従いまして、非回転性めまいのほうが生命の危険性をはらんでいることがあります。
院長はこれまでにもいくつかの国内外の学会で、めまいに関する治療についての報告もしております。大事なことは、生命に危険を及ぼすめまいなのか?そうでないのかをまずは見極めることとです。
末梢性めまいの治療の基本は、理学療法と食事療法と薬物療法です。当院では、薬物療法では、西洋薬に加えて、その人の体質に合わせた漢方薬をもちいた治療を行います。
花粉やハウスダストなどのような鼻から入ってアレルギーを起こす吸入抗原や、卵や牛乳などのように食べ物として口から入ってアレルギーを起こす食餌抗原、どちらもぜんそく発作やアナフイラキシーなどのショックを起こすことがあります。
そもそも、こういった何でも無い物質にどうして過敏に反応しなければならないのでしょうか?そこが解明できれば予防につながるはずですよね。
今のところ、詳しいことはわかっていないというのが現代医学の見解です。
発病したものをどのように治療するかが診療の中心になっていますよね。
世界各地に存在する伝統医学、とくに東洋医学では、その人の体質(証)で説明します。
例えば基礎体温が高いとか低いとか、冷えがあるとかないとか、体力があるとかないとか、胃腸が強いとか弱いとか、これらを見てどのような病気を起こしやすいかを判断します。
最近どんどん増えているアレルギー疾患。アレルギー性鼻炎や花粉症、気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患。このような症例を集めるとなんと全国民の約6割に及ぶことがわかってきました、また、唾液腺の病気であるシェーグレン症候群や甲状腺腺機能低下症、関節リウマチなどの自己免疫疾患なども右肩上がりに増加しています、
どうしてこんなに増えてきているのでしょうか?
第二次トランプ政権の保健長官【我が国で言えば厚労大臣)に就任したロバート・ケネディ・ジュニア氏は、アメリカ国民の8割以上が何かしらの慢性病にかかっていると報告し、その原因の大きな部分を合成着色料などの食品添加物が占めているとしました。それを踏まえて5年程度を目安にこれらの食品添加物を削減撤廃する方針を打ち出しました。製造している会社への協力要請をすでに開始しております。
我が国も世界で最も多くの食品添加物(およそ1500種類、ちなみにアメリカは133種類、イギリスは21種類)が使われていますね。是非追随してほしいものです。
暑い毎日が続いております。皆様いかがお過ごしですか?院長です。
これだけ暑いと、暑さによる体力の消耗で、いつもはお元気な青壮年の方が発病しがちなのが、急性扁桃炎や扁桃周囲炎、さらには重大な急性喉頭蓋炎などの咽頭や喉頭の疾患です。 体力があると思っている方が、ついつい無理をして起こすことがままあります。つばのみや、食事の時に飲み込むのがつらいほど痛む場合には、上記の病気を考えましょう。片方が特に痛む場合には、要注意です。緊急の手術や入院が必要になることもあります。
残念なことに薩摩川内市には耳鼻咽喉科のある入院施設がありません。
二次紹介が必要な場合には、早めの対応が必要です。
「朝から痛いけど、仕事があるから我慢して夕方にでも」と考えず、早い時刻に受診または、お電話でのご連絡をお願いいたします。
また片方だけの場合には、帯状疱疹も考えておかなければなりません。この病気も最近増加傾向です。
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