西洋医学・漢方/東洋医学・栄養療法でみなさまの健康に貢献
薩摩川内市の耳鼻科
せんだい耳鼻咽喉科
鹿児島県薩摩川内市高城町1945番地1
おれんじ鉄道上川内駅から20分
診療案内 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 8:30〜12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 3:00〜5:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
診療時間補足 | ※ 手術日のため外来休診 |
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休診日 | 日・祝日・木曜・第4土曜日 |
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木曜 | 月に1回、専門業者にて清掃およびワックス がけを行っております |
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診療日の変更のお知らせ | R5年4月より休診日を変更します 木曜日:休診 第4土曜日:休診(学会休診等で他の土曜日に振替あり) |
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ヒトをはじめとする動物は、外から栄養を摂取しなければ生きていくことができない「従属栄養生物」です。これに対して、自分が生きるために必要な栄養素を自分で作り出せる生物を「完全栄養生物」というそうです。カビなどの仲間にはこのような生物がいるそうです。しかし、進化の過程で、次第に必要な栄養素を自分で作るよりはるかに楽な『食べる』という行為で代用するようになりました。
人間が体内で作ることができない栄養素は「必須」という頭文字がつくものです。「必須アミノ酸」「必須脂肪酸」「必須ミネラル」そして「ビタミン」です。多くの動物は、ビタミンC以外の栄養を自前で作ることができませんが、人間はそのビタミンCすら自分では作れません。したがって、人間は外から取り入れなければならない『必須な栄養素』がどんな動物よりも多く、生きていくためには必ずそれらを摂取しなければなりません。
人間や動物がその名のとおりに動くためには、エネルギーを作りださなければなりませんが、体の中でそのエネルギー(ATP)を作ってくれるのが、ひとつひとつの細胞の中にあるミトコンドリアです。人間のミトコンドリアは、一つの細胞に数百個から数千個が存在しています。そしてミトコンドリアの遺伝情報はすべて母親からもらい受けます。
ATPを作りだす材料は、いわゆる三大栄養素のタンパク質、脂質、糖質(炭水化物)です。ひとつずつ見てみましょう。
1.タンパク質
言わずとしれたすべての細胞の材料です。日本人のタンパク質摂取量は、あらゆる年代においても不足が指摘されています。1日におよそ250g~270gのタンパク質が壊されては再生を繰り返しています。これを代謝と呼んでいます。
これらのうち、約200gは、自分の身体のタンパク質をリサイクルしています。ですから食べ物で摂らないといけない分は、約50~70g、すなわち体重1Kgあたり1~1.5gということになります。
その2へつづきます
1.たんぱく質
たんぱく質は、約20種類のアミノ酸からなり、あらゆる細胞やホルモン、酵素などの原材料です。したがって、たんぱく質を摂取しなければ生命の維持ができません。とりわけ、必須アミノ酸と呼ばれる9種類のアミノ酸は、食事以外から摂ることができません。中でも硫黄を含んでいる含硫アミノ酸であるメチオニンは、遺伝子情報のDNAにしたがって、蛋白合成を開始するスタートボタンになっており、これは動物性たんぱく質にしか含まれません。肉を食べるとムカムカするとか、ガスが溜まるとか、おなかがゴロゴロいうとかで、食べる量が少ないとたんぱく質を消化する酵素も作られなくなり、ますます肉が食べられなくなるといった悪循環になってしまいます。
まず生体の構成要素のうちで、最も基本となるたんぱく質を充分に、バランスよく(すべてのアミノ酸を均等に摂取するということ)摂ることが、健康状態を維持するために必要です。
江戸時代に書かれた貝原益軒の「養生訓」には、すでに長生きの秘訣が事細かに記載されています。その中の一説を紹介します。
『人が楽しむべきことは三つある。一つめは、道を極めるように生きて、悪いことをせずに、善行を楽しむこと。二つめは、健康で快く過ごすことを楽しむこと。三つめは長生きを楽しむこと。いくらお金持ちになっても、身分が高くなっても、この三つがなければ本当の幸福や楽はない』『好き放題に食べていては、命を縮めるもとだ』とも書かれています。
「何をどう食べるか?」まさしく『医食同源』の考え方が大事です。
診療時間 | 午前 8:30〜12:30 午後 3:00〜5:30 木 手術日のため外来休診 土 午前8:30〜午後2:30 ※補聴器相談:水曜午前 |
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休診日 | 日曜、祝日、木曜午後 (その他院長学会時) |
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