西洋医学・漢方/東洋医学・栄養療法でみなさまの健康に貢献
薩摩川内市の耳鼻科
せんだい耳鼻咽喉科
鹿児島県薩摩川内市高城町1945番地1
おれんじ鉄道上川内駅から20分
診療案内 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 8:30〜12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 3:00〜5:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
診療時間補足 | ※ 手術日のため外来休診 |
---|
休診日 | 日・祝日・木曜・第4土曜日 |
---|
木曜 | 月に1回、専門業者にて清掃およびワックス がけを行っております |
---|
診療日の変更のお知らせ | R5年4月より休診日を変更します 木曜日:休診 第4土曜日:休診(学会休診等で他の土曜日に振替あり) |
---|
総務省消防庁によると、平成30年度7月23~29日の期間に熱中症で救急搬送された患者は13,721人であり、昨年度の同時期5,390人の倍以上として、こまめな水分・塩分補給を推奨しています。
では塩分・水分補給という対策だけで良いのでしょうか?1日に必要な塩分量は男性8,0g未満、女性7,0g未満とされています。しかし平成28年度国民健康栄養調査によると、平均塩分摂取量は男性10,8g、女性9,2gと、塩分は多く摂取している傾向にあります。ちなみにカップラーメン1個の塩分量は約6,0g、梅干し1個でも約2,0g含まれています。そのため食事が全く食べられない時以外は塩分補給は不要ともいえます。
また、水分補給として一般的に推奨されている清涼飲料水には、500mlペットボトル1本中にスティックシュガー7~10本分が含まれています。汗をかくから、暑いからといって何本も清涼飲料水を摂取すると糖分の過剰摂取にも繋がります。
熱中症対策としては、毎日の食事管理が最も重要です。身体で燃えてエネルギー源となる三大栄養素は、炭水化物・脂質・たんぱく質といわれ、それ以外にビタミンやミネラルといった栄養素が挙げられます。その中でもたんぱく質は、身体の中で血液や肉を作るもとになる栄養素です。たんぱく質が不足すると、身体の筋肉量減少やビタミン・ミネラル不足に繋がり、バテやすい身体になってしまいます。
たんぱく質は、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類、鮭・イワシなどの魚介類、卵、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、大豆・大豆製品に多く含まれています。暑さで食欲がなく、朝食は食パン1枚だけ、菓子パン1個だけ、昼はスパゲッティ・そうめん・そばだけ、となっていないでしょうか。これらの食事内容ではたんぱく質・ビタミン・ミネラル不足になりやすいと言えます。パンと一緒にチーズを、そうめんと一緒に卵1個、冷奴1個を追加するだけでもたんぱく質の確保は可能です。
1日3食の食事でしっかりたんぱく質を摂取し、熱中症に負けない身体作りをしましょう。
ー管理栄養士からー 『みみだより花だより 257号』より
地球温暖化が進み、近年熱中症や熱中症疑いで搬送された人は、昨年9万人を超えました。年々増加する『熱中症』について、熱中症にならないためにはどうしたらいいか・・・考えてみましょう。
最近の『熱中症』は梅雨入り前の5月から発生し、梅雨明けの7月~8月にピークを迎え、2学期が始まり、様々な学校行事(運動会、体育祭、遠足など)が始まると共にまた増えています。スポーツ会場または家の中で高齢者の発生も増加しています。記録的な猛暑で熱中症死亡者が3年連続1,000人を越えています。
真夏はもちろんですが、意外にも6月の梅雨の時期も熱中症が起こりやすい時期です。6月は体がまだ暑さに慣れてないため、急な気温上昇に体温調節が追い付かないためです。特に高齢者・肥満・糖尿病患者などは、体温・水分調節機能が共に低下しているので注意が必要です。また、高齢者は暑さやのどの渇きなどを自覚しづらく、高温の部屋でも暑さに気づかないまま長時間過ごしてしまうこともあります。エアコンを嫌う方もいらっしゃいますが、今の日本では熱中症対策にエアコンは必須と言ってもいいものになっています。真夏になってから・・・と言わず、早い時期からご注意ください。
①暑さになれる 【上手に発汗できるよう、暑さへの慣れが必要】
適度な汗をかくことを2週間ほど繰り返せば暑さに慣れるといわれています。これを『温熱順化』といいます。
※シャワーではなく、2日に1回ぐらいは入浴で汗をかく
※ウォーキングやジョギング、筋トレやストレッチなど運動で汗をかく
②上手に水分補給
※こまめに水分補給
※のどが渇く前に水分補給
※1日あたり1.2ℓ程度の水分補給
※朝、起きた時、入浴の前後にも水分補給
※大量の発汗時には塩分補給も忘れずに
※アルコール飲料での水分補給はNG
暑い中での飲酒は脱水症状を起こし、熱中症の危険性を高めてしまうので、注意が必要で す。
理由①アルコールの利尿作用→ビール1リットル飲めば水分が1.1リットル失われるといわれます。
理由②アルコールを分解するために体中の水分を消費するからです。
体から水分が失われる際に、電解質(ナトリウムなど)も併せて失われますので、飲酒の途中や最後にでも水分の充分な補給が必要です。
※カフェインや糖分の多い飲み物は脱水になるので避けましょう
コーヒー、炭酸飲料、ジュース、糖質の高いスポーツドリンクなど
③こんな日は熱中症に注意
◎暑くなりはじめ ◎急に暑くなる日 ◎熱帯夜の翌日 ◎きびしい暑さが続く日
④こんな人は特に注意
◎高齢者や幼児 ◎持病のある人 ◎肥満の人 ◎暑さに慣れていない人
◎体調の悪い人→風邪、下痢、寝不足、二日酔い
診療時間 | 午前 8:30〜12:30 午後 3:00〜5:30 木 手術日のため外来休診 土 午前8:30〜午後2:30 ※補聴器相談:水曜午前 |
---|
休診日 | 日曜、祝日、木曜午後 (その他院長学会時) |
---|