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R.1年11月19日(火)

11月も中旬となりました。この時期は日本各地の紅葉たよりが届き、秋が深まってきたことを教えてくれます。

今朝は朝の情報番組で群馬県桐生市の宝徳寺の『床もみじ』が中継されていました。『床もみじ』という言葉を初めて聞きました。京都の庭園などでは木々の前に広がる池に庭の光景が映り、美しさをさらに増幅させてくれる、そんな風景をいくつも見たことがありますが、床に映った木々の紅葉を楽しむ『床もみじ』には驚きと共に感動を覚えました。床に紅葉を映し出すという技も木の床をぴかぴかに磨いてこそ。宝徳寺は臨済宗建長寺派の禅寺。お寺は「癒やし、学び、修行、祈りの場である」と住職の方が言われている通り、きっと床を修行の一つとして、ぴかぴかに磨き上げているのでしょう。GW期間は新緑の床もみじも特別公開されているそうで、新緑の床もみじの光景もぜひ見てみたいと思います。

四季のある日本では山の木々が美しく変化します。山の表情をまるで人のように表現する言葉がありますよね。春、新しい芽が吹き、花がいっせいに咲く山を「山 笑う」。夏、木々の緑の色が濃くなり、つややかな青葉でおおわれる山は「山 滴る(したたる)」。そして、紅葉する木々と常緑の木々の様々な色が鮮やかな秋の山は「山 装う」。冬、葉を落とした枯れ木立ちが静かにたたずむ山は「山 眠る」。それぞれの季節の山を的確に表現していますよね。自然のままの山の美しさも、人が手を加えて魅せる美しさも、どちらもこの季節ならではの楽しみ。鹿児島の紅葉はいつもとても遅いのですが、やはり紅葉の美しさを楽しむ心のゆとりも欲しいと思い、県内の紅葉情報にアンテナを張っているところです。週末は連休になるので、紅葉を楽しみたいと思います。

さて、この時期に一番気をつけなくてはならないのは、空気の乾燥です。乾燥した空気にさらされていると、皮膚や髪はかさつき、口は渇き、鼻や口から吸い込んだ乾いた空気が肺を侵して、呼吸器系の疾患が多くなります。秋の症状は温度変化に敏感で、急に気温が下がったときに症状が出やすく、逆に暖かいときは軽減します。気温の変化に合わせて衣服を調節することが健康保持のために重要です。「春に厚着し、秋に薄着する」ということわざがありますが、いきなり厚着をせずに徐々に重ねていくようにします。こまめに衣服を脱いだり重ねたりして体温調節をはかるようにしましょう。

R.1年12月4日(水)

令和元年の2019年も残すところ1ヶ月を切ってしまいました。平成から令和に変わるときに平成の30年間を振り返ったり、新しく始まる令和への抱負を語ったり、それぞれが様々な想いで迎えたことと思います。新しい元号の令和に変わってもあまり明るい見通しを感じないまま年の瀬を迎えているような気がするのは、消費増税のせいでしょうか。

さて、昨日の12月3日は当院の開院記念日でした。平成6年12月3日にこの地で開院して25年。四半世紀という長きに渡り、診療を続けることができましたのも支えて下さいましたたくさんの方々のおかげだと思っています。患者さまのみなさま、地域のみなさま、お取引いただいている業者のみなさま、「患者さまのため」という信念のもと、熱い想いで働いてくれているスタッフのみなさま、全てのみなさまのおかげで開院25周年を迎えることができました。本当にありがとうございました。院長と共に心よりお礼申し上げます。

わたしたちの仕事は終わりがありません。ここまでやったら終わりということはありません。ということは常に前を向いて歩いていかないとならないということです。医学も常に進歩しています。昨日まであたりまえだと思っていたことが、あっという間にひっくり返ることもあります。今までわからなかった病気の原因も医学の進歩と共に少しずつ解明されてきています。なかなか治らないと思われていた病気も原因解明と共に治療法が確立されることもあります。そんな情報を常にキャッチするために学会参加は欠かせません。院長が頻繁に学会に参加し、新しい治療方法や病気の原因などの情報を得てくるのはそのためです。これからも常に前を向いて、患者さまのためにたゆまぬ努力を重ねていく所存ですので、今後ともどうぞご指導下さいますようよろしくお願い申し上げます。

さて、時々京都へひとり旅に出かけるわたしですが、その理由のひとつが禅寺へ足を運ぶためです。禅は、生活のあらゆることを修行だと考えます。禅の根本的な教えに「本来の自己と出会う」というものがあります。煩悩でがんじがらめになると心が縛られて動けなくなります。その煩悩を取り払うと「本来の自己」に向き合うことができるようになります。自分の心にまといついていた余計なものがなくなると心が自由に動き出すことができ、前向きな心をつくることができる・・・それが禅の教えです。これからも前向きな心を持って、日々精進したいと思います。

26年目がスタートした“せんだい耳鼻咽喉科”を今後ともよろしくお願い致します。

R.1年12月25日(水)

2019年もあとわずかとなりました。平成から令和へと変わり、消費税が10%へと上がりました。そう考えると誰にとっても記憶に残る特別な1年と言えるのかも知れません。

25日を過ぎると、それまでクリスマスカラーで彩られて華やかだった街も今度は一気に和の雰囲気へと移り変わっていきます。クリスマスがちょっとウキウキとした楽しさや明るさが伝わる装飾でしたが、お正月を迎える準備となるとそれらが急におごそかなものに変わっていきますね。当院の飾り付けも今日の診療終了後に変える予定です。

夜に飾り付けを変えると言うと、東京ディズニーリゾートを思い出しました。ディズニーランドは「夢と魔法の王国」なので、そのシーズンシーズンごとのイベントで来園したゲストを楽しませるため、イベントの区切りの日は夜を徹してパーク全体を切り替えます。パーク内の飾り付けはもちろんキャストの衣装や販売されているグッズ、レストランなどのフードメニューなどなど、閉園した後から開園までの数時間で完璧に変えます。それが「ホスピタリティ」で、ディズニーランドの魅力であり、リピーターが絶えない理由の一つなんですね。

「ホスピタリティ」という言葉もずいぶん一般的になってきました。“思いやり”“心のこもったおもてなし”“歓待”という意味があります。サービスと異なるところは「個々の相手に対応する(画一的ではない)」ということでしょうか。当院でも院内ミーティングや院外勉強会などでスタッフ研修を行って、ご来院下さいました患者さまが笑顔でお帰りになられるようにとスタッフ一同努力しています。まだまだ足りない部分もあるとは思いますが、これからも少しでも笑顔のお手伝いができますようこれからも研鑽を積んでいく所存ですので、どうぞよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます。

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